研究開発
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アウレオバシジウム培養液による乳用牛への影響 体細胞数低減効果について
牛の健康維持のために有効!!

■試験目的

搾乳中のホルスタイン種に対するアウレオバシジウム培養液の体細胞数低減効果について検討する。

■材料および実施条件

●治験依頼者
名称   :株式会社アウレオサイエンス
所在地  :北海道札幌市北区北21条西12-2 北大ビジネススプリング内
依頼責任者:代表取締役 二川 安弘

●試験実施先
所在地  :千葉県木更津市  ※飼育頭数40頭前後の中規模酪農場

乳用牛1 乳用牛2

こちらの生産者の方は、牛の体細胞数が減少したことにより、出荷時に毎回支払っていた30万円近くの乳質評価(ペナルティ)【*注1】による損失が無くなりました!!そのため「浮いた分で、新たな乳牛の飼育に役立てることができる」と、大変喜んでいただいております!!

【*注1】乳質評価とは
生産者は出荷時に体細胞数の程度により段階的にペナルティ(罰金)が課せられる。その金額や体細胞数は地域によって異なる。また、より体細胞数が少ない生産者には報奨金が支払われる地域もある。

●試験期間
試験開始 2010年8月
試験終了 2010年11月(3ヶ月間)

●試験に使用したウシ
搾乳中のホルスタイン種中、牛群検定成績表の体細胞数成績が30万個/mL以上の個体6頭。

●試験に使用した物質
アウレオバシジウム培養液(A飼料:黒酵母培養液)

■試験方法

●給与量
アウレオバシジウム培養液300mL
※供試牛の体重は開始時点で平均669Kg

●給与方法
直接経口投与。1日1回午前または午後に3ヶ月間与え続ける。

経口投与される乳用牛

●試料採取
・乳汁
朝夕の搾乳前に乳房から直接無菌プラスチック容器に採取(350~500mL)
・血液
千葉県農業共済組合連合会中央家畜診療所の獣医師により採血し、スピッツ管に保管。
血液検査は、岸本医科学研究所に委託して実施した。