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アウレオサイエンス > 研究開発 > 乳用牛への影響1-4




表3 ウシ血清中のIgG量の変化  
表3 ウシ血清中のIgG量の変化
図5 投与群 ウシ血清中のIgG量の変化  
図5 投与群 ウシ血清中のIgG量の変化
図6 ウシ血清中のIgG量の変化
    試験開始2ヶ月目での比較【統計処理図】
 
図6 ウシ血清中のIgG量の変化 試験開始2ヶ月目での比較【統計処理図】 被験後のウシ

IgGは抗体の一つであり、感染防御時には、獲得免疫機構の一つとして増加する。今回の試験では、投与2ヶ月目までは増加傾向がみられる。それは乳房炎症状改善のために生体防御機構が働いているためと考えられる。3ヶ月目には、感染による乳房炎症状の改善に伴い、減少傾向になっている。このことは、生体防御が正しく働いていることが示唆される。*なお、投与群4は出産を控えており、胎児への移行免疫(親から子へ抗体を与えること)のために増加していることも考えられる。